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インダストリー4.0担当のVPであるクレイグ・サットンと、IT/デジタルデザイン/製造担当のVPであるトッド・エールズが、スマートファクトリーの進化について説明し、デジタル技術や相互接続されたデータ分析を活用することでメーカーにもたらされるメリットについてお話しします。 

重要なポイント

  • スマートファクトリーの起源は、コンピュータ、ロボット、一部の自動化の導入期に遡ります。現在、インダストリー4.0では、IoT、人工知能、機械学習、仮想現実、拡張現実、マシン接続、3Dプリンタ、コボットなど、さまざまな技術が提供されています。 
  • メーカーにとってのインダストリー4.0の利点は、データのインサイトを活用して運用効率と性能を向上させ、生産性と柔軟性を促進し、市場投入までの期間を短縮することです。 
  • メーカーは、業務上の課題を評価し、問題解決にどのような技術を適用できるかを確認することで、デジタル化に向けた最初の一歩を踏み出すことができます。 
  • 40社以上のメーカーを対象に実施したMcKinseyの調査によると、工場の作業能力と生産性は、接続データを導入した工場において20~100%向上しています。在庫リードタイムの短縮により50%~60%の時間が短縮され、収益に対する明確で直接的なビジネスインパクトがもたらされました。 
  • 積層造形(AM:Additive manufacturing、別名:3D印刷)は、試作品の作成や市場投入までの時間短縮のための効果的なツールになります。  
  • 拡張現実(AR:Augmented reality)と仮想現実(VR:Virtual reality)は、対面または現場での訪問が不可能な場合に役立つトレーニングツールです。 
  • コボット(協働ロボット)は、人間と密接に連携するように設計されています。また、人間工学特性上の効率や安全性を高めながら、生産性を向上させることができます。 
  • 無人搬送車(AGV:Autonomous guided vehicle)と自律移動ロボット(AMR:Autonomous mobile robot)は、工場内で材料を自律的かつ効率的に移動し、適切な使用場所に適時に移動します。
  • サイバーセキュリティは、接続されたいずれの技術を活用する際にも重要です。システムのセキュリティを確保するには、最初に安全対策を講じることが不可欠です。 
  • 将来の工場では、メーカーとサプライチェーンの間で調和のとれたエコシステムを構築するために、技術を活用します。 

未来の工場を実現する方法の詳細については、Eaton.com/Industry4-0をご覧ください。

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クレイグ・サットン

グレイグ・サットンは、イートンのインダストリー4.0を担当する副社長を務めています。サットンは、業界をリードする技術の開発と導入を推進し、イートンのグローバルな製造拠点の価値と競争優位性を高めています。

イートンに入社する前は、ディア・アンド・カンパニーで、カスタマーサポートや品質エンジニアリング、製品設計、製品検証、製造技術の業務に23年以上従事してきました。サットンは、積層造形、ロボット工学、軽量素材、デジタル製造、産業用5G、製造業におけるモノのインターネット(IIoT)などの新しい製造技術に情熱を注いでいます。また、Quad City Manufacturing Labの役員、ウエスタン・イリノイ大学カレッジ・オブ・エンジニアリングの諮問委員会委員、Illinois Manufacturing Excellence Corp(IMEC)の役員、Iowa Innovation CouncilおよびMxD Instituteの技術諮問委員会委員も務めています。 

サットンは、イリノイ大学で農業工学の学士号を、アイオワ大学のティッピー・カレッジ・オブ・ビジネスで経営学修士号を取得し、ケロッグ経営大学院で戦略的イノベーションリーダーシップ認定を取得しました。  

トッド・エールズ

エールズは、イートンの情報技術、デジタルデザインおよび製造を担当する副社長を務めています。エールズはこの職務において、世界各地のエンタープライズエンジニアリングおよび運用部門をサポートしながら、業務マネージャー、アーキテクト、および機能アナリストのチームを指揮しています。 この業務には、イートンの2万人以上のエンジニアリングユーザーと、300の工場が関与しています。

現在の役職に就く以前は、イートンの航空宇宙事業部門のITビジネスリレーションシップマネージャー、そしてPLMシステムのグローバル展開を担当するITマネージャーを務めていました。また、イートン内外の役職として、Stryker Corporationでは、最大規模の部門の1つとグローバルPLMプログラムの全IT戦略を担当する、シニアITビジネスパートナーとしての直近の任務など、いくつかの職務を歴任しています。

エールズは、ミシガン大学でコンピュータサイエンスの理学士号、ミシガン州立大学でビジネス管理の修士号を取得しています。 

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"今日の世界には、コンピューティング能力によって可能になったさまざまな技術があります。" 

トッド・エールズ、イートンITデジタルデザインおよび製造担当副社長

"私たちは、インサイトのみに依存する工場から、真にインテリジェントな工場へと移行しています。" 

クレイグ・サットンイートンインダストリー4.0担当副社長

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